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2008年5月24日 (土)

ジュンアイメイロ 第九十六話

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

昔のお話を見つけやすくしました。

徐々にUPしていきたいと思いますので

よかったら読んでくださいね('-^*)

・『ジュンアイメイロ』
を第一話から読む

これが最後の物語・・・


 



・『遠距離純愛』
 

を第一話から読む

物語はここから始まりました・・・


・『ひとりぼっちのクリスマス』

を第一話から読む

12月になると思い出します・・・


・『ジュンアイ・シーソー』

を第一話から読む

駆け引きなんかしらないヘタクソな恋愛・・・


・『歳の差純愛』
を第一話から読む

年上の彼女との切ない恋愛・・・


・『ジュンアイ・レター』

を第一話から読む

ラブレターをあげたこと、

もらったことありますか・・・?


・『フリン・ジュンアイ』

を第一話から読む

禁断の恋愛・・・

だけど、好きになってしまったから...

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


『ジュンアイメイロ 第九十六話』

 

駅に着いたのは深夜12時を少し回ったころだった・・・



俺『ゆ・き・・・?

      降ってるやん・・』



以外に乗客の多い最終近くの電車から、

酔っぱらったサラリーマンや

強く手を握り合ったカップル達にまぎれて、

俺は雪のチラつくホームにおりた・・・



エスカレーターに乗り、改札階までの間、

コートの内ポケットにあるはずの切符を

必死で探し・・・



なぜだか結局ズボンのポケットから

見つけ出す・・・




なんで・・・??



そしてタバコに隠れた切符を自動改札に入れ、

タバコはそのまま1本だけ口にくわえて

火をつけた・・・


『積もるかな・・・この雪?

積もればいいのになぁ・・・

んなわけないか・・・』


赤信号の下で

真っ暗な雪空を見上げながら

心の中でつぶやいてみる・・・





真っ白いタバコの煙は寒空の白い吐息と混ざり合って

電飾の明かりが消えた街路樹の

上の方までのぼっていくのが見えた・・・




薄暗い駅からの帰り道、

俺はふと今までの恋愛を振り返っていた。

まだ若かったあの頃...



遠くはなれた恋愛・・・


お互いを騙し合った恋愛・・・


身分の違う恋愛・・・


好きである気持ちに気付かなかった恋愛・・・


そして、倫理を越えた恋愛・・・


そのどれもが「最後の恋愛」と思ってた...

だけど、

気付けばいつも辛くて淋しい思い出ばかり...




それでも・・・





今の俺が存在するのは、

それらの恋愛があったから・・・


今まで出会えた彼女達が

教えてくれた大切なこと・・・

辛くて淋しいことばかりじゃない、

それ以上の愛しさや優しさ・・・




そしてやっとたどり着いた、

優美香との・・・




最後の・・・






『ハァ〜〜〜・・・




ホントにこれで最後なんかな〜・・・』







降り続く雪は、夜が深くなるにつれ

その粒が大きさを増していく・・・




俺のこの不安な気持ちのように・・・





だけどその時、下を向いて歩く俺の前に

1台の自転車が止まったんだ・・・







『おかえり、けんちゃ〜ん♪

ちょっと遅くなっちゃった・・・』




それは・・・

真っ赤なダウンを着込んで、

水色の自転車にのった優美香だった。

前かごにはプーさんの座布団を丸めて入れて・・・





俺『た・ただいま・・・

ど、どうしたの・・・??』





優美香『迎えにきたんだよ!!

雪が降ってるなんてしらなくって、

外に出た時にビックリしたよ!?



さっ!

早く帰ってどんな結婚式だったか教えてよ(^-^)


ほらっ!

私が運転するから後ろにのって』





俺『・・・こんな夜遅くに...


雪も降ってるのに...



それなのに...



ありがとう、すごくうれしいよ


で、でもその座布団は・・・??』





優美香『えっ!?

このまま座ったら、お尻が痛いと思って・・・』(^_^;)




俺は、雪の降る深夜の帰り道で

優美香をギュッと抱きしめた。



優美香のほっぺたは雪のように冷たくて、

涙がこぼれるほど、

温かかった・・・










 

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